コタローのお気に入りの歌一覧
へし切
秋野には尾花がもとの思ひ草俯き咲きて何思ひ侘ぶ
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夏深
秋の陽は穏やかな顔見せるからつい油断してぽろりと涙
7
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夏深
歌忘るカナリアみたい無理矢理に作り笑いす鏡の向こう
7
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夏深
夢くれし人を恨むまい嘘さえも過去を彩り今も息づく
6
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夏深
強がって真紅のバラで鮮やかに飾りましょうか辛いだけの日
13
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夏深
振り向けば茨ばかりで拙きに微かに見えし一筋の道
9
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神戸風見鶏
秋時雨ミズキの小枝きらめきし夕映えつつむ光のしづく
19
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神戸風見鶏
問ひ合はせ囘答を得て開くれば懷かしサイトよみがへりたり
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神戸風見鶏
シェフレラの鉢より出ずる緑羽の うつくし海鳥舞ひ遊びをり
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ななかまど
嵐すぐ瓦礫の上の白き蝶羽根のふるへにまだ飛ぶちから
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ななかまど
深海の黒き底方に時を待つ戦艦加賀は何を語らん
13
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ななかまど
山に吹く風おそろしく木々ゆする嵐という字眼の前にあり
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桜田 武
手料理並ぶ食卓に笑顔の孫皆の期待背負い箸を持つ
7
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桜田 武
振り返り短歌に詠みたき浮世川永遠には出来ぬが命尽きるまで
7
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桜田 武
矢の如く過ぎし浮世川古希も過ぎ顧みて思う悲喜のせせらぎ
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桜田 武
秋晴れの公園の池に鴨あまた時計忘れてゆったり水浴び
4
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桜田 武
不意の不通蘇えるうたのわサイト日常取り戻す如く安堵
8
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里香
白鳥よ 何故かくまでに清々し 濁れる川の灰の岸辺に
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里香
苦しみも見つめて磨け 心こそ 装えど飾れどもおよばじな
4
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滝川昌之
出る杭を打てとばかりに生意気な吾子ほど下の同僚眩し
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