まぽりんのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
笹持った初老の紳士はえびす顔 福々しさに幸がまた来る
6
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コーラ
祖母は長く病みましたが痛むの一言さえ零しませんでした
13
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詠み人知らず
粉雪に砂糖を振ったような木々 寒さもたまに いいことあるね
14
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あまおう
お汁粉ときみの甘さに煮込まれてまた溶けそうになる鏡割り
12
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詠み人知らず
虫すだく夕の庭にもとらえたる色なき風のその一抹を
2
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詠み人知らず
夜明けには恐れ入るよな送り梅雨終焉告げる花火のごとく
2
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詠み人知らず
凍雲は優し日の身を漉きこぼし我らに近き春を教える
5
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詠み人知らず
木犀の香り見上げる老婆かな佳き想い出のぽつりぽつりと
9
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詠み人知らず
空蝉のそこに止まりし運命かな命なき眼に空を映して
6
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詠み人知らず
霜降や床の敷物寝屋の布楚々と整う糟糠の妻
10
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紫乃
部屋の隅 「孤独」という名の毒薬に喰い尽くされて心髄は逝く
4
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浅草大将
死にたいという名の鯛は飽きたから死にますという鱒を食わせろ
8
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ふきのとう
やわらかく我らを照らす冬の陽に背中を押され明日を生きる
20
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デラモルテ
朝影に小雪降りつむ寒の入り奧処靜まる深冬のこころ
7
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コーラ
おばあちゃんは ぐずでだめな僕に 魔法を一つのこしていきました
14
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鏡子
お疲れさんそっと差し出すその手にはいろとりどりの甘い宝石
4
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桜園
大丈夫とすぐメールくれし友のいて風邪のつらさも一時安らぐ
12
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みやこうまし
緑陰に寒さ堪えて山茶花のたんたんと咲き辺り明らむ
14
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もなca
生垣に二羽のメジロの睦まじく追いつ追われつ冬の陽だまり
25
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恣翁
東雲を上下に断てる永代の橋に 朝餉の煙靡けり
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