詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
沙久
来年は「きっと着るかもしれない」と お気に入り箱にまた寝せておく
13
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沙久
華麗なる惰性のままで生きるより 残酷な赤になり散り抜こう
15
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沙久
肝心な事は知れぬまま「好き」だけが育ち続けて 泣く帰り道
22
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沙久
この世界の端で息してるクズだとて 誰かの「救い」になりたいと願う
23
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絮谷新
やじろべゑ揺れる指先野を指せば届くものなく覆ひし雲翳
18
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林林
夜の空あなたの涙星になり道行く人のあかりにならむ
20
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灰色猫
焚書と言う炎靡かせ閉ざされた埠頭倉庫で燃ゆる白鯨
19
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灰色猫
漆黒の銃口の穴覗いては死という奴が涎垂らして
16
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灰色猫
音楽を求める旅へ出るのなら靴は脱ぎ捨て裸足になさい
19
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灰色猫
熱帯と少しの水と抗いと乾いた骨と無垢な熱情
15
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灰色猫
産まれたて秋の冷気に包まれてほかほか馬糞が息をする朝
25
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へし切
咲く花も人も盛りに華やいで 散りゆく時のなほ愛おしき
32
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秋日好
夕陽さえ浄土にその身横たえてよるべ無き吾を闇に置き去る
18
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秋日好
林檎樹の背景となるところだけ紅葉しているモミジが可愛い
14
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秋日好
ふと思い出したかのように色づいた林檎三十 夫と数える
21
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秋日好
しとしとと雨の日曜色づく実響くピアノはリュウイチサカモト
19
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コーヤ
それぞれの想いも込めて染め抜いた輝く紅葉森の喜び
16
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詠み人知らず
笹舟に紅葉の客をのせる子ら小川の唄を耳に聞きつつ
13
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コーヤ
雑草の群れる中にも笑顔あり負けることなく強く生き伸び
15
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詠み人知らず
帰り道くびすじ撫でる秋の風入院時はまだ秋旱のなかを
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