詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
恣翁
径埋む松葉の挿頭に 松茸の香の仄立ちて 露結ぶらし
21
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緑里
新聞の広告欄にデカデカと載せたくなった「恋。募集中」
6
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恣翁
秋風に 幟はためき 幼らは 終日 太鼓の音にほつきたり
17
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絮谷新
投光噐照らすクレーンに吊されし蛾眉の愛撫の觸れて冷たし
19
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水中あやめ
吉野山峰にかかれる白雲のはたてに物ぞ思ほゆるかな
15
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水中あやめ
今はただ一日一日を生きゆかむ愛しき時を止めかねつつ
17
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恕道
子供だと思っていた子が子を産んで我が人生の儚さ沁みる
12
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恕道
歌詠みがとても楽しいこの頃は世界すべてにリズム感じる
14
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灰色猫
いくつもの時空を越えて巡り会う同じ星座の元に生まれて
23
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灰色猫
千年後何万年後何度でも生まれ変わって巡り逢おうね
23
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灰色猫
抱えきれぬ淋しさのなかもし君がひとりきりならこの手を取って
21
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灰色猫
やっとふたり同じ気持ちになれたのに同じ夜空で輝けたのに
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千映
膝掛けの登場となり足元が秋飛び越えて冬バージョンなる
15
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あふひ*・○・*
一刹那楓のプロペラ吹き飛んで天高き宙佇む金閣
18
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Chico
(なんやねん やるか やるのか)睨みあふ壁につゐてるスイッチョのこゑ
16
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Chico
点ずれば消えてしまふよ 暗き部屋 こゑをたよりに搜すスイッチョ
18
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林林
林檎の木たわわに実り香しく鈍色の空に命の光る
28
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へし切
白萩の身を知る雨に咲き濡れて君が若死し吾を老いしむ
22
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桐生賄
足先が 冷えて眠れぬ 吾なりて 電気パットを 敷いて寝る夜
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コーヤ
つたもみじ色づく中の野点なり舞い散る落ち葉の踊るを眺め
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