詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
たけくらべ
なみだゆゑ月さへにじむ独り居の秋の心のきみに逢ふべき
19
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コーヤ
雨に濡れ花のかたちのあわれなれ鈴虫の鳴く秋の山道
19
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コーヤ
いくつもの花の命が生けられた菊人形の静の迫力
18
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人三昧
秋桜 病の友を 想うなり 願うかいなき ことと知りても
8
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リクシアナ
鼓うつ雹の虹たつ狐雨などか涙す花嫁ごりょう
18
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桐生賄
長男の ダウンのジャンパー 手洗いし お届けします 今週末に
17
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ラベンダー
病召し それでも真っ赤な 口紅を 塗ったら祖母は 顔つき変わる
12
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絮谷新
日傘差し肩に廻せば笑み溢す縹小紋の姿留まりて
20
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ながさき
自らの 弱き心を 制覇する 強き心を 磨き鍛へむ
20
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ながさき
ひさかたの 光を浴びて 晴々と 草木は謳う よろこびのうた
25
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紗ゆり
姉さんの隣にいるのはいつからか素性の分からぬボーイフレンド
10
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秋日好
いつのまに齢が二才も繰り上がり歌待つ吾の片思いかな
16
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未音
オワラナイ やつと終わった徹夜あけ坐つてながめる滿員電車
9
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愛
形のない水のようなこの思い言葉にできず心で波打つ
26
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愛
真夜中にお腹が空くと聞こえてく 遠くの山で誰かが泣いてる
8
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美津村
工場排水に生かされてゐる池の金魚立札は記す魚齢三歳
12
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美津村
電気炉に続けて湯玉爆ぜるとき鉄鋳る工場華やかに見ゆ
11
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律
「さよなら」が挨拶じゃなくお別れの合図になった日 涙が出そう
6
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律
「先生」と呼べばふりむく近さでも 隣りあう星より遠い距離
8
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詠み人知らず
見馴れたる写真の青春片笑窪やさし瞳の君に恋しき
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