紫苑のお気に入りの歌一覧
浅草大将
明日はまた獣の道を行く身とて人の証と今日は歌詠む
13
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浅草大将
みな人の眠る静寂に目覚むれば遥か微かにあかつきの鐘
8
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弦跳
友引や我も連れてけ馬鹿野郎 遺された方が悲しいでしょうが
17
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仁 呼
倒されし 牧師が夢の叶ひたる こは始まりそ 繋げ未來へ
9
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斉藤沙魚
同胞を切り倒されし街路樹よ明日コンビニで立て篭もろうぞ
17
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詠み人知らず
その細き手首に刻みしいくすじの疵こそ語らめ愛を乞ふ人
11
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詠み人知らず
愛さるる為に生まれし子供らに降り注がれし神の沈黙
17
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由良
これ以上誰も傷つけない為に涙の粒の先端は丸
93
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みやた〜
モロッコの砂漠に井戸を探すのだ いちばん星は僕たちのもの
10
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山本克夫
やすっぽいビニール傘はなげすてて いま からだじゅうできく雨音
62
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AKINONA
通常の三倍ほどの性能を期待して買う真っ赤な鞄
9
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東娘
スコールがジョークのように降る真昼 熱病は揮発性しかも鬱
21
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AKINONA
女子校に通ってたけどごきげんようなんて挨拶したことはない
6
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東娘
ショックだと言いつのる人へ刺し網を投げ打つように朝焼けが降る
11
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東娘
マグダラのマリアが死んだと繰りかえす電光テロップってイルミネーションね
9
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メガネ
足元は確かなれども離さぬ手 支へが要るのは心と気づけり
35
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煙
いつ會へる年始は會へるの何日間まるで戀仲のやうな祖母からの文
16
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やじまっく
職場ならここで降りればいいけれど二つ向こうの駅は海だし
42
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詠み人知らず
八月の中心線を駆け抜けるこの自転車はどこまで行ける
9
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からえ
冬の朝心臟がぎゆつて縮むのは 私に夏が殘つてるからだ
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