詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
灰色猫
愛してる傷だらけでも好きなんだ僕の悪魔も可愛がってよ
12
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コーヤ
そっと吹く風にも揺らぐコスモスはあなたを想う心にも似て
19
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コーヤ
めぐりゆく時の流れを紡ぎ詠み生きゆく道のしるべと残す
20
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石川順一
保護シートはがしておろす鏡かな少女漫画の様な気分に
19
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ながさき
理性とは 表層にあり その奥に 「無明」と呼ばれる 無意識の闇が
16
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香月
文もなく焦がれし妹の手を想ひ刻も失せゆき葉は絶ちぬる
12
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ささふね
しろがねの鈴のねいろのさやけくてわが心根に滴したたる
11
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二厘
何もかも投げ出したくて乗り込んだはずの車中でメール読むきみ
9
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石川順一
朝寒し夜も寒しと仮眠する寝入ってしまう夜の高速
17
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ラベンダー
ただじっと 見つめる妊婦 蟷螂の 幸せ祈り そっと茂み置く
9
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ラベンダー
目が合った お腹大きな 蟷螂は 抵抗などせず じっと見てきた
9
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たけくらべ
ゆび先に止まる果無きかげろふの生命を愁ひ空へはなたむ
16
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詠み人知らず
絶好の夕焼けスポット吊り橋の明石うなばら映えて麗し
15
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詠み人知らず
地に落ちてなお色鮮やかな柿の葉を拾いし君の古本にはさめり
18
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秋日好
野鳥用ナッツを狙って栗鼠が来るそれはそれでいいかと思う
16
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秋日好
室温の二十度設定寒いという君の身体が心配になる
16
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秋日好
流れ来る幻想即興曲に吾はなぎ倒されて言葉失う
15
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秋日好
泣く女あやせる男は稀有にして秋の木の葉は風に舞い散る
21
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秋日好
水道管工事の跡が緑化してバーベナ タバコ 金盞花咲く
12
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絮谷新
我残し闇の隧路へ向かひたる列車の立てる音ぞ寂しき
18
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