詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
海恵ふきる
よいことがあればその分やなことを待ち構えるのがくせになった
9
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詠み人知らず
古民家の黒く光れる床に座し食む蕎麦なれば十割が良い
24
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詠み人知らず
生きてれば共に食べたい蕎麦なれど静もる部屋にひとり啜りぬ
22
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あかつきのそら
その服が似合ってとても素敵だと 言えずに季節も黙って進む
7
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都忘れ
良いことが あると 向かった 母のもと今日も墓前で 幸せ分かつ
12
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都忘れ
孫生まれ うたのことさえ 忘れしも風吹かれては また口ずさむ
9
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都忘れ
過ぎし日を 流れのままに きた今は枯れ葉落ちるも 見おくりもせず
15
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秋日好
色内掛池に浮かべて小石投げ波紋見つめる 秋が過ぎていく
18
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秋日好
松の木を黄色く見せる西陽浴び桜紅葉は根元から燃え
16
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ラベンダー
尊敬を 抱きそれでも 遠くなく 隣で幸せ 感じ笑える
13
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恕道
絶望し真っ暗闇のどん底へ落ちて見つかる上昇気流
16
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絮谷新
裸婦像を投げ入れたれば地に沁むる暗渠流るる美酒の香のして
16
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たけくらべ
秋ゆゑに千々に乱るる心には十六夜ふ月もあはれなるらん
26
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恕道
いつまでもあなたの愛の陽だまりで日向ぼっこをさせて下さい
18
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このえ
風は吹き未だかをれる桂花 散り果てにけりと思ひしものを
13
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なかしぃ卿
いがぐりのさみしき同士寄り添ひて互いの刺で傷つけし秋
9
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桜枝巧
秋晴れに忘れ去られしページにて痕になりけり落ち葉の栞
9
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石川順一
干支並ぶ昔の机上段は馴鹿熊に招き猫居る
16
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あかつきのそら
その姿を みとめるだけで 幸せな 恋する自由は 私にもある
11
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コーヤ
秋深し冷気感ずる窓の外散る葉の舞いに寂しさ覚ゆ
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