紫苑のお気に入りの歌一覧
ちりピ
雨の降る音を聞いてた この街はいつまでたっても知らない街だ
11
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猿ノ丞狂介
白菊の花とまがひて初霜を棺に盛りて祖父水びたし
21
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浅草大将
わが徒の花うるはしく返り咲くまこと尊き桜守はも
10
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田中ましろ
気持ち以上短歌未満を並べては羽化できる日を待つ青い虫
21
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詠み人知らず
「海近し」茅ヶ崎うつり住むひとの燃ゆる恋をば求めたらむや
5
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東大寺
盲目の ピアニストには 音色という 色彩がきっと 見えてるのだろう
36
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田中ましろ
いつだって大縄跳びは廻す役選んでました 笑顔見たくて
8
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竹本未來
シャーレから盛り上がる夏ぎりぎりの世界が震え私は終わる
12
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浅草大将
青丹よしならぬ道とて茜さす君とし行かめ夜に逢坂の関を越えつつ
7
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詠み人知らず
すりむいたひざっ小僧にせがまれてヨードチンキで描くくまのかお
10
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下地杏
パルックの白い光にガミガミと説教されて頭が痛む
18
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ふみまろ
ワイシャツとビールの街を逃げ出して工業地帯のオレンジを追う
2
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河内人
歌会を 批判するなら それもよし でも仇どうしや ないんやからな
27
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ちりピ
セミがなく 去年通ったこの道で何も知らないセミがまたなく
13
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岡本雅哉
うたのわが綻びようと歪もうとうたが廻ればそれがうたのわ
12
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キタハラ
七階に住んでいるのに飛び降りる勇気がなくて空を見ている
16
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向日葵
数日の命と知らず地中での生い立ち語り合う蝉時雨
6
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キタハラ
ひねくれてしまったけれどほんとうはだれかに愛されたかったんです
10
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浅草大将
夕端居我また星を繋ぎては夜更けに歌の輪を結びゆく
10
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浅草大将
人魚姫落とす鱗の輝きに夏は過ぎ行く 外は夕立
7
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