詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
夢士
秋深し走りて夏日たまの汗止まりてそこに秋の風あり
19
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絮谷新
屋上に白きシーツを干したれば純正律の風の口笛
18
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石川順一
ゴンドラは透明すぎて風怖し一周するまで目閉じて居れり
13
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たけくらべ
吹く風に秋の終はりを惜しめどもなどか心は雪を待つらむ
20
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Chico
雨上がり スキップしてはスポイトのパステルカラー 水たま(ポト)り
23
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ppm
右は諾 左は否の 分かれ道 誰かに頼り 択ぶのが楽
6
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美津村
鋳物師一筋三十七年勤めきて家建て得ずとこの人嘆く
11
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石川順一
水色が変色して行く団栗の五個の呼吸が水を満たして
19
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たけくらべ
定めとて盛りを終へむもみぢ葉の命を散らす風な吹きそね
21
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恣翁
嫁入りのもり木 生涯 仕舞ひ置き 己が火葬の薪に為きなり
17
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林林
日が昇るあなたにミントティー淹れる最後の滴微かな余韻
21
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沙久
数分後 数時間先も わからない この「今」の中 命を紡ぐ
20
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Chico
本屋さん裏口蹴つて歌ふかも 神の居ぬ間に風に吹かれて
20
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沙久
この写真 天に召された 君だとは 信じられずに 笑顔をなぞる
21
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あふひ*・○・*
お帰りと毛並艶かな猫ひとり八十八番札所の前に
20
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林林
疲れきり眠るあなたの背をさすりお疲れ様って涙止まらず
21
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絮谷新
鴉啼く宵の硝子の眼球に露の結べば滲む夕星
15
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へし切
風におつ木の葉が下のみなし栗 思へば哀し吾が老い身かな
25
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灰色猫
君求め孤独に惑う霧の中幽霊船に乗せられてゆく
19
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灰色猫
涙するあの日の君に何色の言葉をかけてあげればよかったの
20
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