KENのお気に入りの歌一覧
横井 信
正月の梅のつぼみはまだ固くひとり詣でる小さな社
17
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茂作
どやどやと子が子をつれて上がり口 とびら開きて初春はきぬ
19
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ななかまど
ランニングシューズの色を眺めおり季節の先を走りゆく色
15
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詠み人知らず
氏の神父祖の御霊に言祝ぎて合わす掌小さきも倣ふ
13
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へし切
あらたまの春を向かへて初詣 この令月の風は和らぎ
13
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ながさき
天・地・人 世界を照らす 旭日に 無事故・安穏・平和を願う
11
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うすべに
奉納の瓦の文字のあざやかさ 祈りささやか見まもる乙女
9
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滝川昌之
めずらしく散歩についてきた妻は無言で作歌の時間手伝う
15
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ななかまど
丁寧に冬を歩めば雪に似る日記の項に余白が増える
15
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さいおん
歳瀬 人目多見 雖商 吾欲物 一毛不在
8
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茂作
寒空や墓參濟ませり年の暮れ 仕舞の土地を彼方此方に見て
16
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へし切
一年を何はともあれ事なきに 有難かりし 大の月かな
11
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詠み人知らず
集ひなば和を以って成す大舟の責を果たしつ皆頼もしき
9
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滝川昌之
「聴く力」俺のが上だバッサリと総理を切る床屋のマスター
15
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うすべに
去る年に別れを告げるさみしさも 静かな街に子供の歓声
10
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茂作
「内緒だよ」そつと教へる枕元 サンタの正體兄弟の祕密
13
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へし切
老いぬれば 幼きころの夢のあと ジングルベルが恋ひしき夕べ
10
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ななかまど
耐え忍ぶ疫病み三年心には座り心地の良い椅子持たん
13
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さいおん
沫雪 斑尓舞而 足引 生駒之山 白来乎曾見
9
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滝川昌之
品数が増えた乾物屋の声が嗄れはせぬかと暮れのアメ横
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