詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
せせらぎの落ち葉の流れみおくりて去り行くものと行く秋惜しむ
18
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詠み人知らず
夕暮れの明かりさしたる石蕗の花二人の仲を柔らかくつつむ
13
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あふひ*・○・*
早朝の清涼殿にくっきりと深み帯たる杜の影かな
29
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リクシアナ
何処より迷い来たるか蝙蝠とともに迎えし霙の夜明け
26
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藍子
暇だから音楽だけを聴いている一人の世界こんなものかな
15
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藍子
入院も悪くは無いねのんびりと自分のことだけ考えれば良い
22
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ラベンダー
うたた寝の 吾の肩口の はだけてる 毛布をそっと 掛け置く夫
22
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詠み人知らず
落葉掃く老女の背には陽が満ちて童女の笑みよ声掛けたれば
21
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たけくらべ
別るとも心残りの恋ゆゑに敢へ無く発たむ名こそ惜しけれ
23
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秋日好
肩痛い国際電話で漏らしたら十枚綴りの体操図来る
19
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秋日好
一度だけこっそり借りたマフラーを「使っただろう」と気がつくあなた
30
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秋日好
時間切れ寝なくちゃそして起きなくちゃ朝市そして花火大会
21
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inosann
人は何故生きるの問いの解けぬまま妻子養わんと働き来たり
16
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藤久崇
立ち籠める 霧を払いて ゆく君の せめて衣の 露を拭わむ
7
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藤久崇
夜も開けで ひねもす闇の 覆いては しげき憂き世も 静かならまし
4
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へし切
枯れ尾花野辺のひとむら吹く風の音のかそけきこの小春かな
24
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コーヤ
ここかしこ置かれた五百羅漢像会い見て歩めば心和みて
16
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コーヤ
吾に似た五百羅漢の像探し登れば苦も無く本堂に着く
18
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絮谷新
掌弄へば湛ふ夜の深し引き出し黒の織部の見込み
18
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絮谷新
窓に置く捧られたる薔薇透かし木枯らし揺らす紅葉の錦
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