沙久のお気に入りの歌一覧
鍬乃呑
安定の全て潰えた生活に俺を殺せと唆してみる
3
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鍬乃呑
これまでの日々を思うなこれからの日々を憂うな今を乗り切れ
40
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コーヤ
梅の花笑み愉しんだ語らいに別れを惜しみ舞い散りてゆく
20
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本能寺
綿菓子を買ってほしいと腕を取る浴衣のきみは夏の支配者
40
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あふひ*・○・*
君が此の次行く先も厳しくも温かな人の下に在らむと
20
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鍬乃呑
新しい生活は胃を震わせて少しばかりの高揚を食む
6
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くらら
コート脱ぎ 身軽になりて 人波の ゆったり流れる 交差点かな
13
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朧月
悲しみをすべて飮み込み詩を詠んだ金子みすずの優しき世界
16
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恣翁
春の夜に 洗ひ晒しの綿ネルのパジャマで 窓に片月を見る
23
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夢士
うたおふよ春風に乗せ恋の歌三十一文字の言の葉を寄せ
17
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朧月
ふらここを漕ぎて風乗り風つかむ空へ空へとまた近づいて
12
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詠み人知らず
摘まみ上げ喉仏です完璧な 事務的な声 焼き場の女
22
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リクシアナ
カシオペア預けた夢もラストラン夜空に昇った時は乗せてね
13
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笹原八
海ぶどうのよう つぶつぶの後悔を噛まないで飲む 潮の香がする
7
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絮谷新
たくらみをそっと蚕の繭に詰め愛は浄らな火薬庫になる
6
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リクシアナ
日の長さ暦に思う斎膳の見上げる窓に黄泉からの雪
13
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リクシアナ
春の窓ほのかに明ける朧さを部屋に招いて茶の友にする
26
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詠み人知らず
高校の教室にある怨念が 僕にささやく ひとを愛せと
17
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夕夏
もじをかくせんすえごころえもしれずかいがあれよとみそひともじに
3
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絮谷新
自己愛は閉じ込めておけセロハンに他者見るわれは微レ存なれば
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