沙久のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
ISもオームも北も同じだな 幼児みたいな 国ごっこだよ
14
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野々花
新玉葱(しんたま)のつるんと白い顔を撫で赤子のように優しく洗う
26
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鰹鯨
釣り針が水面をさす波紋には 週末一人の自分が揺れる
15
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詠み人知らず
春までの最も悲しい一時期は 記憶を消して 多忙に浸る
17
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灰色猫
春の午後 恋するように 窓際で 風に吹かれて 詩集読む君
40
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葱りんと
傷つける 悲しい言葉も 吐くくせに 慰めるのも また同じ舌
18
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もなca
さよならと小さく告げて後ろ手にドアを閉めればゆがむ宵闇
19
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詠み人知らず
比較とか絶対値とか無いのだよ 愛してるって 物差しがない
25
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野々花
桜色 若草色に すみれ色春を表す色が優しい
18
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デラモルテ
春分を過ぎて陽射しの強まりぬ蒼き山肌煌る銀雪
11
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たみお
春色の にぎわう街に 揺れていた グレーベージュの トレンチコート
6
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桐生賄
連絡網「先生転任なんだって」慌てて予約、大きな花束
13
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詠み人知らず
毒を吐く君の心は哀しかり深海の底ゆらぐオニヒトデ
16
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詠み人知らず
休日の午前8時は間延びして 商店街に 並ぶシャッター
16
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南美帆
逃げてゐた若かりし頃そのつけを支払いながら今を生きてる
11
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南美帆
川沿いを手繋ぎ歩く昼下がり二時間後には母に戻ろう
65
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リクシアナ
二巡目も並んで買った洋菓子に合わせて点てた泡立つ緑
15
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詠み人知らず
いつの日か通勤地獄を懐かしむ 静かな時が やって来るのか
18
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詠み人知らず
山ちゃんと呼ばれて久し私の 名字は小崎 意味わかれへん
12
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高松 蓮
泣きながら 「今日も お仕事 頑張って」 健気な吾子を 置いて出かけむ
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