詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
秋日好
言葉にし踏み固めるよう進んでく 内省 乖離 次は明日へ
19
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秋日好
今度こそこれを限りにして欲しい言いつつ女でなくなる愁い
17
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詠み人知らず
音もなくすじ雲流れゆく空に泣けてもきたよ君を待ちつつ
17
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炭酸水
強風が吹くたび景色が変わるから街の様子をじっと見ている
25
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さゆ
幸せな君との記憶を手繰り寄せバスにゆられてあの街へ帰る
12
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宴
秋惜しむ人の気持ちも知らないで山はいそいそ冬支度をし
8
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くらら
灯り無い 時代に人に 寄り添いて 心支えた 月明かりかな
25
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まあさ
駆け引きをした気でいたのは私だけ ポーカーフェイスで去ってった君
22
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石川順一
牡蛎食べるキャベツも山盛り蜆汁指が触れ合う事もあるかな
23
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コーヤ
どこまでも続く紅葉の道歩く散る葉に触れて老いが切なく
27
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コーヤ
紅葉や鈴なりの柿の山坂を越えて伊豆山本宮に着く
16
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村上 喬
オレンジの光眩いテラスにて僕らは何を語るのだろう
16
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inosann
固き殻でひ弱な心を包み込み吾は生きてたポーカーフェイスで
16
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夢士
山茶花の咲きいづ路や陽の暮れて望月いづる東の空
22
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灰色猫
身に潜む憤怒を込めて練り上げた鬼瓦を焼く火窯の焔
20
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灰色猫
細やかな歓喜があった証明に心静かに調律を終える
22
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石川順一
鼓笛隊帽子を落とす子供あり拾う先生隊列は去れり
17
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絮谷新
施設とふ収容所にてただひとり膝突きて牀拭ひをり 父よ
25
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林林
「明日五時起きでお願い」夫言う「自分で起きなよ大人でしょ?」と娘
20
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林林
娘寝る車中音楽ウルトラマン夫と息子の合唱つきで
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