御崎 耕のお気に入りの歌一覧
浅草大将
春立ちて須磨の塩屋も霞む夜に月の明石を想ふ関守
6
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只野ハル
観覧車 ひとまわりして 降りるとき 違う世界に 着いたらいいね
192
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伊織
さみしさを持ち運ぶのに飽きたので 携帯電話を探さない朝
24
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伊織
喪失の意味を知らない彼に説く 聴けない歌ができることだと
14
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じゆん
なにげなく始めたことをなんとなく止めてみたんだそれだけのこと
6
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浅草大将
明日はまた獣の道を行く身とて人の証と今日は歌詠む
13
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栞
気がつけば抜け殻のきみがそこにいて中身の行方をぼんやり思う
6
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栞
あの夜に躊躇う二人の背を押したやさしい雨と一本の傘
2
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どるちぇ
雪です と打ったメールは送れずに携帯のなか積もりゆく 好き
111
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由良
これ以上誰も傷つけない為に涙の粒の先端は丸
93
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ふみまろ
迷うたび違うあなたに会えたのはかくれんぼをしたこの町でした
18
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山本克夫
雨ざらし鉄塔の下に動けず ただ送電線がジリジリと泣く
5
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佐千加
空色とピンクを混ぜても紫にならない夕焼け茜色好き
3
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東大寺
珍しく 君は言葉を 飲み込んだ 溢れるものが 背中に見える
9
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文月郁葉
錆びついた鍵だけここに残されて開かぬままに離れゆくひと
9
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鷹雪
もういい と泣き顔で笑う俺なんて嘘に打たれて死ねばいいのに
16
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卯月
今日もまたひとりの家に近づけず本屋をいくつ彷徨うつもり
67
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浅草大将
訪ふ者はしら雪ばかりそれもよし跡なき庭を見るも清しき
14
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星子
新入りのマウスが猫になぶられる救いしときはすで脈なし
9
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みかなぎ
雨霞み淡雪となる寒き夜の靜に昇る白描の月
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