詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
桜枝巧
おどおどとドラックストアの片隅で少女が触れるピンクの口紅
29
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麻
雪の花咲き始むべき心地して窓の氷も春がすみかな
29
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麻
雪もよに人のこころに咲き匂ふ詞の花は散らずもあらなむ
22
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麻
消えあへぬ昨夜の星のなごりとてこずゑに笑まふ朝つゆの花
53
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あふひ*・○・*
弱さとか本当の言葉を聞く度に私の心は暖まります
19
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あふひ*・○・*
奥深くひとつの想いを手離せず新たな世界を見れぬ愚かさ
25
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あふひ*・○・*
お互いに案じ幸あれ願えども一つに成れぬゆえのさよなら
21
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あふひ*・○・*
凛とした師走の青い空の下花綻ばす十月櫻
23
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あふひ*・○・*
真白な和紙に筆おき一本の線引くこれぞ原風景なり
18
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あふひ*・○・*
空っぽのベッドにたくさんぬいぐるみ彼女看取りし終の住処で
42
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野々花
悲しみに慣れたふりして微笑めばいつしか季節は冬へと変わる
27
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野々花
移り行く季節の中に閉じ込めた涙みたいな君への想い
25
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野々花
長い髪ばっさり切ったあの女性が「寒いわね」って微かに笑う・・・
28
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野々花
モナリザに習ったような微笑みの母の遺影に届く冬の陽
106
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桐生賄
長男君 成人式は 欠席し 友とお祝い 味噌ラーメンで
20
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桐生賄
雨降りの 祝日の朝 しんとして 響きわたるは 吾の靴音
25
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桐生賄
向日葵に負けず眩しい その笑顔僕の心に恋の花咲く
47
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詠み人知らず
オリオン座 ふと気がつけば 遠い空 また会えるよね 寒くなったら
16
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愚と楽
なんとなく 他人行儀にぎこちなく 娘と二人。静かな時間
37
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絮谷新
白い夏恋を語れば灯台のステアケイスは空へと伸びて
21
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