詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
月曜に急き立てられてひとりいる頭を鈍らせ眠る眠る
5
もっと見る
inosann
いくつかの噛み合わされし歯車が秒針動かす 部屋の隅にて
17
もっと見る
秋日好
雨粒の当たったもみじ葉落ちていく眠って起きたら裸樹になる
13
もっと見る
秋日好
きざはしに止まりて神樂舞ふ君の袖觸るることなきと思へば
19
もっと見る
詠み人知らず
大粒のラメ塗るブラシしたまぶたこれであなたを魔法にかける
8
もっと見る
ラベンダー
割れました 黒い貝殻 貴方との 思い出だった でもこれでいい
13
もっと見る
石川順一
腰に来る痛み歴史の勉強は満州事変帝国陸軍
15
もっと見る
只野ハル
思い出の品といつか使う物を捨て今生きるスペースを取る
26
もっと見る
inosann
女房の「何とかなるよ」の一言に幾度も人生救われ来たり
24
もっと見る
滝川昌之
待つてたよ 傳言板に 貴女の文字 スローな昭和の 素敵なりけり
8
もっと見る
滝川昌之
日曜の 夕餉にカレーの 香り立つ 愛しき昭和の サザエさんかな
6
もっと見る
リクシアナ
二車線の冬の轍は凍てついて未明の月がざらりと映る
32
もっと見る
恣翁
法堂に続く 障子の回廊を 澄みし共鳴 響き渡るなり
18
もっと見る
へし切
吾が家の庭の石蕗はな咲きぬこの小春日の陽だまりのなか
27
もっと見る
灰色猫
ガラス張り扉の向こうきっちりと靴を揃える君を愛する
24
もっと見る
灰色猫
流せども転覆をする笹舟を終わること無くただ流しおり
23
もっと見る
灰色猫
こんこんとワイン樽を叩くソムリエの耳に木霊すぶどうの歓喜
19
もっと見る
夢士
青き空残る柿の実二つ三つメジロ来たりて小春日の朝
22
もっと見る
恣翁
薄日射す障子に 屈め 菊活くる影を映せる 水仙の君
24
もっと見る
くらら
知らぬ間に 入れてた肩の 力抜け 小春の陽射しに 暫しまどろむ
30
もっと見る
[1]
<<
719
|
720
|
721
|
722
|
723
|
724
|
725
|
726
|
727
|
728
|
729
>>
[965]