月虹のお気に入りの歌一覧
紀真砂
酒好み虫が音聞けば思へども長月の筆は動かざりけり
3
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へし切
月清か梢をわたる風常と変わらぬ秋をなぜに哀しむ
29
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ながさき
迫り来る 冷気の中を ひた走る 吾の征く手に 光こそ有れ
21
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光源氏
こととはぬ宿りの月のうつろひに枕のしたを雫ながるる
11
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恣翁
藁燻す白き煙の稲田這ひ 霧かと紛ふ 山里の暮れ
23
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恵
闇待ちてひっそりと咲く月色は吾の恋に似ており月見草
21
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つゆくさ
寂しくて 迷うときには 目を閉じて 独り携帯タロットをする
12
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秋日好
竜宮城模したおやしろ橋の下女の思いは潮に弄ばれ
4
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詠伝
ナイフでの殺しはムリですUSB一発で挿せた試しはないし
9
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月魚
誰でもが誰かに想われているの彼女は貴方に貴方は私に
6
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つゆくさ
突然の友からメールは「親危篤」 なんと言葉をかけたらよいか
6
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葉月きらら☆
思い出に変えるにはまだ早すぎてもう少しだけ君に抱かれる
17
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葉月きらら☆
排卵を繰り返すだけの身体でも愛してくれる人がいること
22
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葉月きらら☆
また恋に落ちて愛して思い出を上書き保存で消せるのならば
21
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へし切
死ぬる身のいかで心を留めやらむのちの煙のゆくへ追ひしも
24
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へし切
用もなき爺婆頼るこの国の不甲斐なき世の行く末愁ふ
20
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秋日好
薄氷踏みしめつつも運命の人はあなたと言い切りたくて
11
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詠伝
「保って三日」短命ダリアに神様が与えたような五日目六日目
12
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詠伝
玄関のダリアは君を帰さないルール・ブルーと葡萄酒の色
12
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秋日好
夏の夜と呼ばるるダリアのワイン色海栗の如くに心突き刺す
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