Chicoのお気に入りの歌一覧
純虚数
カーテンをはためかせていたその風に私はなりたい遠くの近く
4
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片井俊二
僕だけが取り残されてゆくような遠く見つめる打ち上げ花火
17
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小林竜太
胸内に活火山ひとつ秘めている君が走らすシャーペンの音
10
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桐生賄
風を切り 高く飛びゆく鳥たちの翼に焦がれ 大空仰ぐ
15
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詠み人知らず
セミが鳴き蝶やとんぼが翔んでいる野原で網を振る子もあまた
12
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詠み人知らず
ほうずきと茄子や瓜を供えたりお地蔵様はにぎわしくなり
22
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もなca
真夏日の午睡の時間ビニールのプールの水はしずかに光る
22
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詠み人知らず
熱風が舗装道路に溜め込まれ 解放される 深夜の狂気
18
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貞子
蝶の舞う ごとく咲きたるシクラメンに 羽音かそけく虻止まりたる
10
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詠み人知らず
詩のように歌を詠みたき我なるよじいさんもみなおさなごであれ
15
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詠み人知らず
迎え火の当番いつもおじいちゃん 今年の盆は迎えられる側
9
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もり
真夏日の視線すべてを集めてるちいさなショーツ黒点となる
13
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詠み人知らず
ケルビンで308を越えたけど 273で 死すべき種族
8
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浅草大将
あらぬにもあれと願へど火と雲の標をいまだミデヤンの空
4
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佗然弥(わさび)
腰越に 止めおきたり 我が思ひ 染まる夕日に 雲はかかれど
5
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恵
ゆっくりと滲んでゆきぬ想い出は我の心に雨降る様に
29
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富鴨
哀しみが赤信号に照らされて猛スピードで駆けていく夏
22
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まぽりん
思ひ寝にかよふ夢見も結ばぬをなど昼顔のつみ犯すらん
30
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只野ハル
猛暑日の37度は充分な理由になるぞビールを呑もう
13
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只野ハル
夏らしい事のないままこの夏も終るのだからビールを呑もう
10
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