詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
吉野 鮎
君の名に似る詩人なり低音の聲に魅かるる詩の天氣豫報
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石川順一
猫ちゃんが印象的な画面かな新規登録完了となる
13
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千映
情念をとろとろ燃やす慌てずに掴んでみたら意外に熱いよ
15
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千映
君の眉白髪の少し混じってる鋏で切りたい抑える衝動
8
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千映
新年会色々食して飲んだから寝る前白湯で胃腸を洗う
10
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灰色猫
温かい心臓ひとつ手に取って雪だるまへと移植してみる
25
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灰色猫
正面のあなたの顔は欲しがらない横顔だけはわたしのものよ
16
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灰色猫
雪を踏むただそれだけで満たされた幼き日々にしばし帰ろう
25
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灰色猫
ゆっくりと正しい姿勢で着底すあなたが沈める言の葉の舟
23
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万陽
吾娘の着た 服のおさがり 選べども思い出の香が 手を止めている
15
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詠み人知らず
特別なあなたが纏うその香り 安心剤だ 我にとっての
5
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ながさき
仏弟子の 一人と決めて 生きてゆく 浮世の憂さなど 何するものぞ
26
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万陽
母が炊く赤飯の香に頬そめてうつむき食んだ初潮の夕食
16
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まあさ
訥々と息子が語る新天地 はりはり鍋を囲みつつ聞く
20
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まあさ
新しい土地の香ほのかに漂わせ息子は居間で暫しの暇(いとま)
18
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まあさ
ネクタイを締めて朝日へ向かう子が凛々しく見える 冬ざれの中
26
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千映
銀世界負け時と空のやたら青洗濯物が笑いはためく
17
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澄舟
寒風に額つめたく丘ゆけば柿生の里にだるま市立つ
15
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inosann
全国の雪の便りをよそにして降らぬが寒い 駿府の町は
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桐生賄
母と子で 大好物の あんこ餅 小腹すいたら おやつがわりに
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