詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
石川順一
壊れたるセンサーライトは直されて屋根の雪まだ落ちて来るかな
13
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藍子
新聞の投稿欄を眺め見て我の稚拙さ圧倒される
17
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詠み人知らず
日向咲く見目麗しき花よりも日影の花のけな気さが好き
27
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ながさき
大宰府の 薄れる記憶 呼び覚ます 飛梅便り 聞かまほしけれ
33
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リクシアナ
火が消えて三日待たされサイホンはひとりぼっちのマスター想う
26
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万陽
ミルク垂る 心の闇を消すように漆黒の珈琲白へ染めゆく
12
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inosann
祖父の死に兄を重んずる反発が後悔の念に変わりし 記憶
16
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詠み人知らず
雪ふりて覆い尽くされなほ残るもののすがたの白きふくらみ
26
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石川順一
切り抜きは間違えました応募券初日の出前は思ひため込み
16
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千映
もっともと幸せになる方法を模索してみる残りの人生
17
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千映
食事時形態模写で笑わせる面白きかな娘の吾は
15
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灰色猫
儚げに過ぎゆく日々の直中で愛という名の熱を求める
19
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千映
「色白ね」定期健診医師の声はにかむ母に女の顔見た
20
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灰色猫
僕たちはみんなまあるい海のなかすくすく育った生命体です
16
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灰色猫
人間は胸に孤独を宿さねば進化できない生き物なのです
22
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灰色猫
その時に一瞬鼓動が跳ねたのは貴方の瞳が輝いたから
23
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千映
ブーツなど洒落た靴などない時代雪も雨も年中ゴム長
16
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まあさ
次はいつ帰ってくるのと聞けぬまま ありがとうねと息子見送る
28
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石川順一
ムスカリは春に咲きます玄関の前に夕暮てんでばらばら
18
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へし切
冬ざれの野辺のこの身は枯れ尾花 憂き世の風に吹かれ朽ちなむ
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