詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
吉野 鮎
帶解けば汗ばむ肌を衣落ちて滾りしものの流れゆく夜
6
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千映
積もりたて雪に苺の密掛けるきっとこの世に誰かいるはず
21
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吉野 鮎
衣擦れの裾の亂れを氣づかひて歩み緩める風花舞ふ路
9
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石川順一
寄生蜂寄生蝿など居なくなれ木々は彼らの天国である
13
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吉野 鮎
一瞬の躊躇ひ帶の間に結び逢瀬の夕べに風花舞ひくる
7
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千映
床の間は睦月のイメージ全開で父の写真は一枚にする
8
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千映
不真面目と真面目のバランス丁度いい家族は個性強い三人
14
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灰色猫
開かれた扉の向こうで生きて欲しい眩いばかりの光の中で
19
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灰色猫
フイルムに写し取られた魂を現像液に泳がす夕べ
25
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灰色猫
シリウスを一人目指して飛んでみる何か正しいことができそうなので
21
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灰色猫
家横の小川に雪を落としてくどんどん落とす雪かきの朝
18
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灰色猫
ひっつきむしってよく見ると小さなヤマアラシみたいでかわいいね
22
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へし切
外つ国に出でて匠のものづくりつぶやきひとつ惑ふ商い
26
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コーヤ
君想う心を秘めて笑みし花優しく香り君を待つらむ
18
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コーヤ
姿勢よくゆっくり呼吸してみれば心整いリフレッシュする
16
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石川順一
自転車のライトはスイッチオンにして決して付かぬ何時からだろう
13
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まあさ
寒の内 静かな朝の 洗面所 鏡は広く きちんと四角
22
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万陽
凛と生き甘き匂いを漂わせ水仙に学ぶ あこがれの女性
16
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inosann
「楽にして辛いときには逃げなさい」相談室にてカウンセラー言う
26
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絮谷新
ひと買ひが小人をさらひに来る夜の真空管は仄かに明かし
21
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