沙久のお気に入りの歌一覧
鍬乃呑
寝潰れる前に干された杯を置くことができれば心地いい夜
3
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へし切
被災地に悲しい雨は降りやまず揺れる恐怖に夜も眠れず
20
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夢士
音もなく萌木の山の春時雨山肌染し虹の架け橋
15
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桜枝巧
「最後に」と渡した春の硝子水 君の咽喉刺せ、白き咽喉刺せ
5
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只野ハル
火にかけたお粥の鍋を失念し吹きこぼれども失燃のなく
11
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リクシアナ
言の葉を積んで崩して夜が更けて枕に掛けるスマホのエンヤ
21
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麻
軒の下雨だれかかる宿りして音と音とが柵むを見ゆ
13
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鍬乃呑
二時間で解決をする惨劇を眺めながらに酒を飲んでる
2
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鍬乃呑
雨降りに酔うたまなこにキンミヤのラベルの青い清々しさよ
3
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本能寺
里山で 木漏れ日の中 目を閉じて 心静かに 竹鳴りを聴く
23
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詠み人知らず
長髪を束ねて髭を蓄えて その見てくれは 爪なしの鷹
12
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鍬乃呑
父親と神から少し掠め取る酒は添加もしない純米
3
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鍬乃呑
六年に一度だけ見る神様に捧げる酒を呷る晩酌
4
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コーヤ
山吹は枝にあふれり花をつけ黄金にひかり振り振り揺れて
17
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コーヤ
霊峰の 頂と朝陽が 織り成して ダイヤモンドの 輝き放ち
17
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デラモルテ
暖かき穀雨降り出す十三夜薄ら明るい春の宵口
13
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リクシアナ
夕空に潜みて昇る朧月暮れゆくほどに満ちる姿の
17
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林林
惑星は宇宙の中を惑うのかそれぞれの軌道つきつ離れつ
21
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林林
熊本の君は博多に避難中お見舞い電話してよいものか・・・
11
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詠み人知らず
特大の縫いぐるみ下げた鞄から ヒステリックな 着信聞こえ
18
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