秋日好のお気に入りの歌一覧
へし切
あの頃は何もなくでも楽しくてスタートラインは皆等しくて
15
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滝川昌之
甘え方わからないから保護猫は家人が寝たら近づいてみる
17
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ななかまど
寒ツバキ目覚めよ白き雪の下 蕾の赤を冬空に描け
15
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恣翁
陽の当たる縁の柱にもたれたる 直き背しは 若き日の父
12
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恣翁
真夜中の月影寒く 窓に射し 素足のままの吾を照らしけり
13
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恣翁
ぱちぱちと鳴る切り炭の 薄青き焔を 茫と見呆けにけり
13
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恣翁
鮮やかな色の鱗の並ぶがに 波紋のごとく出づるマヌカン
13
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西手心黒
太平の二度寝を覚ます朝地震起ったついでに安否メールし
4
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西手心黒
パソコンで円盤がもう焼けない日名画も今やネット配信
3
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西手心黒
カメラ越し向かいて食べる恵方巻 無言の行を猫が笑いて
4
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西手心黒
「鬼は外」追儺のあとの利益かな 豆腐を口に地酒ふくめば
8
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西手心黒
早朝と言えぬ夜半に覚めたるや 悔やむも遅し二杯目の酌
3
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恣翁
星屑が 夜汽車の音に包まれて 目蓋の闇を往き交へるかな
10
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ななかまど
じっくりと孫のためにと木を植える肌感覚の時間の長し
14
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滝川昌之
天翔ける龍には成れぬ老いの身の辰はタツでも巣篭る炬燵(コタツ)
22
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横井 信
里山にぽつりと冬の雨の降りはらりと落ちる最後のひと葉
14
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へし切
しのぶれどしぐれ心地に小夜ふけて濡ちぬるかな君が面影
13
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滝川昌之
金平糖ほどの蕾が枝先に紅よ膨らめ寒中の梅
14
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び わ
ふと見ると庭に真白き梅の花もう春ですと訴えており
8
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西手心黒
「カワイイ」と告げれば頬をふくらます逃げて振り向く猫に似る君
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