詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
桜園
フリージアの黄色輝く春の朝元気だしなといわんばかりに
17
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恣翁
春の日の遊女に寄する好き心 託して折りつ 土手の柳糸を
43
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日向猫
わたくしは極めて元気な病人で、すこぶる明るい厭世家です。
23
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あまおう
連絡のこない彼女を待つことと きみの笑顔がつりあう天秤
24
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大埜真巫子.
生きる刻 言葉が傍に 在るならば その境界まで 発していたい
32
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へし切
君いないことの淋しさ流せぬか空を見上げば春時雨ふる
29
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日向猫
言葉無く握りしめてたハンカチにしみこんだのは涙ではない
20
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あまおう
そんなこと忘れるための雨だから もう少しだけ降らせてあげる
19
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あまおう
涼しげに 降る雨になり その肩に とどまることが 出来そうな朝
24
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へし切
向かい風ペダル踏む足たよりなく抗ひゆくは辛き歳かな
28
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へし切
名にし負ふ文字の意味さへ紛ふよな利権、利権と虚しく聞こゆ
14
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詠み人知らず
「さようなら」なんて言葉は嫌いです私はいつも「またね」と言うわ
14
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ほの香
巻貝の螺旋の奥の記憶には遠くの虹と拓郎のうた
16
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日向猫
寝坊して初めてわかる我が実力こんなに素早く動けたんだな
24
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みやこうまし
八重桜春の名残りと花笠を拡げし陰に山吹の萌ゆ
17
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桜園
さくら散り次はぼたんに次はふじ花を愛でるを楽しみに生く
13
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紹益
黒板に 大きな文字で 書き残す 日本万歳 最後の授業
14
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紹益
濃い紅に 花咲きたれど 山桜 見る人もなく 散るぞ悲しき
11
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日向猫
鉛筆で卵に顔を描いてみる ちょっと気紛れイースターの朝
22
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デラモルテ
小手毬の白燦々と輝きぬ櫻散りぬる風に搖られて
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