河のほとりのお気に入りの歌一覧
横井 信
降りしきるお盆はじめの雨の中 歌いはじめる蝉の合唱
14
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横井 信
ボール追う子供とふたり小雨ふる夏の林にツクツクボウシ
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横井 信
はやばやと高くなりゆくちぎれ雲 夏の終わりの蝉のぬけがら
10
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横井 信
降り続く雨ではじまる月曜の涼しい朝も重い足どり
10
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横井 信
ワクチンの打ち痕かゆく雨風の少し涼しい半袖のシャツ
10
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桃山
夜通しの雨風にもまれ倒れ伏すデュランタ助け介抱の朝
9
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桃山
ゆっくりと遅めな朝のルーティンの後は任せる夫の気分に
9
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桃山
病む人はこんなにもいる世の中にコロナなんか必要はなく
11
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桃山
食生活の習慣あらためプチ断食十六時間の飢餓に身を置く
9
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桃山
徒長する茎を剪定したのちのポーチュラカいまだ花芽も付かず
7
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灰色猫
夕刻の初秋の風にゆらめいて転ばぬようにと焚きし送り火
6
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灰色猫
百年の水の恵みのためだから命を捧げていいよねバルサ
7
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灰色猫
災厄に滅びぬように千年の時空を超えて託した祈り
7
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灰色猫
滅びゆく王であっても騎士ならば血ですら薔薇に変えねばならぬ
9
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灰色猫
シシ神の森とタタラの狭間にて心の声を信じ抜く者
9
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音弥
副作用気にしながらの接種日を今日迎えたる親の思いよ
9
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音弥
雨上がり土の仕事をひぐらしの声で終えたる梅雨の一日
14
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音弥
見えるなら避けるも撃つも可能だが見えぬ手合いに怯える頃なり
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音弥
親に代わり慣れぬ姿勢で農作業今朝から俺の筋肉が悲鳴
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音弥
趣味なしは無教養よりマズイぞと遅まきながら考えている
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