沙久のお気に入りの歌一覧
恣翁
時季外れの逗留客を 蚕豆の花 覗きたり 珍しさうに
20
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灰色猫
その切符 どうか失くさず 持っていて 銀河と繋がる 約束だから
44
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灰色猫
束の間の 出会いと別れ 忘れずに ひとつひとつを 大事にしたい
37
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灰色猫
愛おしい あなたの夢が 叶うよう 祈りの言葉を たくさん覚える
33
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灰色猫
風光る 芽吹くあぜ道 駆けてゆく あの子は春へ 向かっているね
38
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高松 蓮
空気読め 自信もあるから 気付かない 自分の中身の やりたいことに
4
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高松 蓮
皮むかれ 柔肌見せた 玉ねぎは 驚くばかりに 白き春色
28
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高松 蓮
カラスって 意外と高く 飛ぶのかと 空を見上げる 十階の窓
6
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もなこもち
美容師になる夢かなえし人の横に鏡は映す夢捨てし我を
12
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もなこもち
美容院から帰り鏡と向き合って目のふちの皺に毛くずを拾う
5
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灰色猫
天駆ける 風切羽根が 紡ぎ出す 息苦しいほど 澄んだ旋律
37
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鰹鯨
湖を拝み 僕の普通は? 意味を問う 揺れてるだけで 来てよかったと
6
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千映
「きみ無灯火?」「はい武藤です」面白き尋問にあう自転車の人
10
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詠み人知らず
鬼だった俺を許してくれるかい? 君らはいつも 隠れていたね
18
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千映
九十歳過ぎれば哀しスタンスが短くなること母から教わる
5
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千映
彼岸では待ってる寄り道せずに来て信じていいの?リップサービス?
7
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小林竜太
青空のビニール袋鋭角に曲がりて風のありかを示す
10
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小林竜太
海沿いのカーブを少しはみ出して少年が羽化してゆく晩夏
15
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小林竜太
洗いたいのは嫉妬心てのひらの乳白色の泡を潰しぬ
6
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くらら
二言も 三言も言いたい 人いれど そこは 饅頭くって 茶のんで 我慢
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