沙久のお気に入りの歌一覧
麻
おなじ樹に咲く躑躅花にほひぬる隣の色は妬きものかは
15
もっと見る
へし切
核なれば平和利用を唱へども其は詭弁なる危うい神話
19
もっと見る
詠み人知らず
募金した間違いじゃろう寄付じゃろう 募金は金を 集めることや
13
もっと見る
詠み人知らず
アホちゃうか「勇気を与える」馬鹿だろう 君は単なる 野球の選手
7
もっと見る
コーヤ
ほこり咲き散れど咲く花現れて一歩一歩と季変わりゆく
17
もっと見る
山吹
我だけを乘せた車兩で流れゆく夜景を見るとひどくむなしい
5
もっと見る
けら
一つずつ星を繋げて書く文の 言葉足らずを散る花で埋め
11
もっと見る
鍬乃呑
もう少し飲みたくなればもう少し食べたくなるし夜は長いし
5
もっと見る
赤俊雄
継ぐものをえらぶ自由に囚われるわたしの時代のゆずり葉の倫理
7
もっと見る
詠み人知らず
黒色の単語を混ぜて感情は 固定したまま ただ吐き続け
12
もっと見る
詠み人知らず
古本の匂ひに誘はれ開くのは 誰かの世界へ冒険の旅
5
もっと見る
有賀亭小太
エレベータ閉じる寸前飛び乗るや「へーをしちゃったすみません」って
4
もっと見る
けら
昼月の代わりにぷかり飛行船 夜の世界に行くプロローグ
8
もっと見る
千映
もう少し一緒に仕事していたらこんな気持ちで暮らせるかしら
6
もっと見る
もり
空っぽの食器棚には希望しか入れてはだめと拒まれました
10
もっと見る
高松 蓮
花ならば 重くはないが 葉となると 垂れの枝には さも重そうだ
5
もっと見る
詠み人知らず
ハンカチを忘れたけれどそう言えば 汗拭くときは ワイシャツの腕
7
もっと見る
絮谷新
真昼日の企み隠す麦畑に銃声ひとつ渡りて案山子
5
もっと見る
絮谷新
通り雨過ぎて寺庭黄蝶舞ふ四十九日の読経ののち
10
もっと見る
リクシアナ
札幌の標本木が咲きました。一本締めで御手を拝借
22
もっと見る
[1]
<<
691
|
692
|
693
|
694
|
695
|
696
|
697
|
698
|
699
|
700
|
701
>>
[751]