詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
大野 冨士子
単純にみなとみらいの海岸で橋を眺めて何も待たない
64
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コタロー
しとど降る雨を靜かに受け止めて傘一本が職場へ向かふ
11
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滝川昌之
後悔は夏の盛りに買ったまま湿気て点かない線香花火
19
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安井シンゴ
すずさんの居る時代から今日までも続いているよ平和の祈り
5
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大野 冨士子
眠そうな霧と雲との境界が 山を覆いて モノクロになる
64
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まあさ
戦死した ご主人へ今も ラブレター 綴り続ける 媼の語り
23
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秋日好
ぐうたらでも祝う妻いてよかったと思って欲しい また誕生日
23
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秋日好
開花株植えつけ育成三週間花が足らぬとオーナーはいう
16
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秋日好
美女才女渾身一首の続く中溺れかけたる秋日この身を
14
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秋日好
あらまほし祈り捧げば枷震え「出で来よ」二兎を腑分けし啜る
12
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夢士
盂蘭盆会こあらし来たり盆棚に戻りし佛仏壇に入る
13
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夢士
其処の秋の便りの昨日今日窓辺の草に蟋蟀の声
18
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大野 冨士子
銃に拳 交通事故も核もあり失われるは 等価の生命
64
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恣翁
花の色に目移りにけりて 悪戯に 我見よがしに振るな 召す女を
18
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林林
絶対に大声出さず割り込みも絶対せぬ友O府の南
21
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千映
精霊馬またがり帰る父にいう「母は当分そちらに行かぬ」
18
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千映
母と見た送り火の後 行った店三条珉〇まだあるように
11
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千映
早々とおせち戦争始まった早割り魅力さてどうするか
11
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あゆか
「大丈夫」そっと背中を押し出され幼稚園児は猛ダッシュする
16
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あゆか
「電話して」かけたらいつも勤務中 社交辞令と気づかなかった
12
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