三沢左右のお気に入りの歌一覧
浅草大将
うち返し思へば我も五十のかみふるき早稲田の恋も稔らで
12
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ほたる
曇天の空の哀しみ慰めよ 可愛いつばめ、無垢なるつばめ
6
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ほたる
歌詠めば心喜ぶ心地してマイナス思考は赤ワインなり
8
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詠人不知
残り雪 花はあらじと立春の 揺光抱く梅が枝の空
6
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詠人不知
一觴を留めなむいざこの時の当に相過ぐ今を憶へば
5
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芳立
内蒙古の汽車にゆられて老人の古き日本語くさはらのいろ
15
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光源氏
忘れじの夢のただちの行く末に松の契りはうらめしきかな
13
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浅草大将
かるるとも我が涙こそつゆしもの贈る言葉になほ残るべし
9
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浅草大将
家守る覚悟を知りて言葉なし君ととのへし昨日のゆふ餉に
40
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芳立
ささなみのよりてはなるる花の香にたゆたふ若きみどりならまし
7
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小夜子
「ただいま」がぽつりと部屋に落っこちて母の笑顔を思い出してる
46
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ころすけ
いちめんの蒲公英の黄はあたたかな絨毯のよう励まされおり
19
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島祝
この花の咲くや散るやも春のうちなどてあらずや人の世こそも
16
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浅草大将
百千鳥あつめてここによろづ葉のむかし心ぞいまに偲はゆ
21
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ほたる
年老いて君は「カミサン」なる人と仲良く散歩するつもりらし
9
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浅草大将
子がたづな取る木づくりの春駒の巡る月日もいと早きかな
14
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浅草大将
散りてなほ命ありけり紅に霜を染め抜く櫨のもみぢ葉
125
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詠み人知らず
雨の神 傘を忘れた罪びとに差し出す 露草色の羽衣
17
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詠み人知らず
柔らかな愛撫の速度で散るみたい慣れずに居たい花の散るとき
11
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島祝
タケコプターいかで浮き世の理は丈こそ伸びの首拔けるまで
11
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