三沢左右のお気に入りの歌一覧
加祢
大師範は足裏の米と笑ひたるとらねば食へぬとつても食へぬと
11
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加祢
さやかりし御神楽に舞ふ巫女の手に持ち打ち鳴らす鈴の音たるは
14
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ほたる
漆黒のインクで綴る歌痛し赤いラミーの万年筆よ
4
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芳立
いにしへの倭文のヲタ織り繰り返し夢をし今になす錦かな
10
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島祝
ヲタの原蜘蛛糸かけて萌え出でよと嫁には告げよ四方の同胞
11
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浅草大将
見し花は遠に散りにし竜胆の萌ゆる若芽もゆかしきかなや
17
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浅草大将
そよ風も緑なす野にゆく春を惜しみあかねの夕陽たばしる
21
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加祢
申し訳なさげに聞こゆ鶯の聲は車にかき消さるゆゑ
11
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浅草大将
長五百の秋のみづほのこころ種春には萌ゆれ小田のなは代
12
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芳立
うつくしき驕りの青よ畏りつつ畏らで春に光り生ひゆけ
12
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聴雨
花ひとつ瑠璃のうつはに乙女子はしづと浮かべて紫の風
10
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薫智
「大キライ」ホントに嫌いと言うのならキライとカタカナで言わないよ
27
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薫智
タンポポの綿毛とばしている少女君の想いは届くよきっと
15
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聴雨
花陰に想ひ隠して夜をわたる月の瞳に見透かされつつ
14
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加祢
ちぎり雲流る間にまに月いでてしめりたる夜をあかく照らせり
9
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ケンイチ
逃すまじ尻尾を見せた春を追い明日見るのは葉桜なれど
14
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聴雨
きのうをば知れども心知るなればけふ咲く花のあたたかさかな
14
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島祝
浦舟に釣られ熊野のあま仰ぎ餌と喰みしが餌となるとは
13
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加祢
桜花咲き乱れたる淵がへは空もほのかに色づかるらし
18
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加祢
花を愛で思はぬ道の水たまり踏みてぴちゃりとなるもこころよき
11
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