詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
まあさ
曾祖母になったばかりの媼への焼香終えて見上げた夜空
20
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なかしぃ卿
歯ブラシの毛先開けりお陰さまで虫歯無き歯のありがたみ知る
2
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なかしぃ卿
目覚ましの鳴く朝方はまだ暗く駅のホームで夜明け迎える
3
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恣翁
薄墨の 這ふがに低く立ち籠めて 見る間に 夕べ 夜色帯びけり
19
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千映
疑いの強い夫が膝痛で吾のサプリは「効果あったぞ」
8
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沙久
大統領令かい?えらく軽いねえ 次々署名の嵐じゃねえか
10
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果禾緒
あのひとがにいっと笑う一日よ 日めくりよりもゆっくりめくろう
6
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絮谷新
邯鄲の夢より醒むる昼つ方廻る時の葉脈は透けて
18
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滝川昌之
このレジが一番早く進むわと 見極める妻カート押す俺
13
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このえ
ゆかしくもけふを限り果てにけり 聞きしに勝る宵の月かな
12
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石川順一
読み終える区切り目に来るタイミング三回、四回連続したり
8
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果禾緒
さあ夜が来るからくちびる身構えて 哀毒猛毒退かして窄め
2
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果禾緒
息をとめ夜の深みへ潜りゆく 人魚になれぬ足を抱えて
10
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inosann
溜まる歯石胆石耳石腎石に宝石という例外のあり
12
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藍子
辛いこと忘れる為に針を持つパッチワークのパーツ繋げて
18
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価格未定
外角の高めに甘く飛んできた君に手を出すしかない打席
7
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価格未定
成績の話は上の空 君のサンダル素足だけを見ていた
8
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価格未定
恋はいくつになったってできるよと幼稚園児の姪に言われた
9
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価格未定
キスをする相手がいないこと以外全て揃った生活である
10
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価格未定
裏表ない性格の君といる安心感と罪悪感と
10
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