詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
恣翁
傾ける陽に 一面の 真白なる炎と化しける 芒の花はや
17
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千映
キウイの葉みな落ちる頃 布団にて猫のポーズのヨガして起きる
8
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詠み人知らず
蜜色の柔き陽射しと君の手が誘ふまどろみ 逆らへぬ午後
13
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灰色猫
新緑に解き放たれたおおかみの子供はいつか山神さまに
17
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inosann
夫婦仲よくぞここまで来たもんだ強みも弱みも受け入れあいつつ
23
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秋日好
また一年一緒に居られた大焚き火肩を抱かれて昇り龍見る
17
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千映
寒暖の差がこたえると翁媼吾は感じないきっと鈍感
7
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千映
震災の映像見てはこんなにも長き揺れだと改めて知る
7
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へし切
見上げればまだ満ち足りぬ今日の月それでも十分きれいに見える
24
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滝川昌之
遠回りしたくなるよな月の夜は路地の屋台に特等の席
30
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新座の迷い人
戦陣に 倒れし人を 忍びては 無念さ思い 冥福祈る
10
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中野美雄
戦争は殺し合ひ、人殺しだと そこが肝心要のところ
6
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kingface
終戦日國を護りし人ゐしを忘るまじらむなほ変はらざり
4
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千映
葉物野菜高騰になるこの先は青汁多めに飲みて切り抜け
12
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石川順一
欅道偶にはクスノキ生えて居る草ぼうぼうの虫の天国
11
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石川順一
無人機で清算をして戸惑いぬ開けてもらって引っ掛かりをとる
10
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大野 冨士子
最高を表すSUMが夏ならば晩秋並みの僕らは寒い
64
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中野美雄
沢胡桃の花穂の揺るるや万葉の 碑を尋ね味真野に来ぬ
7
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ななかまど
涼風に家族と別れしものの声追悼の日の祖父の墓標に
9
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千映
秋咲きの種蒔きし鉢一鉢も芽の出ぬ夏の悲しき異変
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