詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
みやこうまし
「介護することが無くなり楽やろ」と遺影の妻は寂しく語る
26
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みやこうまし
しぐれ去り梅の小枝の赤き芽と光る玉露かさなり揺れぬ
72
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虹と星
屋根を打つなんまんつぶの雨音の向こうに精子時代の記憶
6
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雪柊
我は知る 母がつけたる日記帳始まりの句は 「ねえ お父さん」
30
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雪柊
寒空の父の墓前で泪する母の想ひは永遠に潰えず
24
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万陽
新春が 立春となり 冬は過ぐ 置いてきぼりに なりそな私
12
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洩矢転石
きみのてに初めて触れた衝撃をぼくはいまだにうたにできない
18
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石川順一
植物で動物造るトピアリー残雪の中で日を浴びて居る
18
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コーヤ
こんなことあんな事あった思い出を語り合う人のいる幸せ
18
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夢士
歌詠みのプライオリティ二つ下げパソコン手入れ終ゑたる今宵
16
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滝川昌之
腕相撲 子供に譲る日々過ぎて 本気で負ける それもまた好し
28
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千映
ノルディックウォーキングして春探す我が家に戻りようやく見つけ
14
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まあさ
二年間 待ち続けていた 続編の 出版予定日 知った立春
14
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詠み人知らず
空中に浮遊している悪言に苦しむことも慣れしこの頃
25
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inosann
放蕩と何の違いがあるのやら生きがいなくし家住む身には
16
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灰色猫
ついに今日白き王者の毛を被りスノーベアーの血を浴びる
10
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石川順一
冬の雨春の雨とも言えますがエアコンだけはフル稼働する
13
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沙久
瞬間の連続を日々積み重ね 永遠という奇跡を紡ぐ
26
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沙久
青空を映したレター添えてみよう 伝えたいことはもう決めている
24
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沙久
酸化した感性にチャンスあるのなら 磨き、高めよ汚泥の底で
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