コタローのお気に入りの歌一覧
内田勝也
身を焦がし脂したたる秋刀魚かな罪深き我が業の苦さよ
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内田勝也
この夕べ業を煮やして秋刀魚食う 闇迫り来て脅迫となる
1
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内田勝也
愛すれば凶と知りつつ消えやらぬ夢の数々哀しみに満ち
4
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内田勝也
生と死を隔てるものは何もなし死者さえ祈るラザロ徴候
2
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内田勝也
川岸に飛び交う蜻蛉希望よりなお薄き羽根震わせて飛ぶ
11
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洩矢転石
過ぎていく夏を洗い流す雨きみの言葉が鮮明になる
4
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洩矢転石
袖なしのワンピースから伸びる腕きみはあまりに意地悪である
5
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洩矢転石
日記にはしばらく嘘を書くだろう新しいうた詠えるまで
4
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洩矢転石
こんな日の月には力があるらしいきみを無口にしてしまうほど
7
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洩矢転石
初恋のきみの名前を織り込んだうたを詠ってみたりしている
5
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び わ
今日の空ご機嫌悪く曇覆い庭の草木はそれでも元気
4
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び わ
手話習い今日から開始どうなるかまずやってみるそして越えうるか
4
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び わ
よくたまるお金ではなくごみさんが袋一杯綺麗に始末
2
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び わ
ひょっこりと蛙飛び出し葉の上にじっとこしかけ私を見つめ
6
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び わ
納入のシステム稼働順調で責任果たし椅子で居眠り
4
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つばす
黄葉するカエデ並木のこの場所は 黄金に輝く異次元空間
2
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つばす
若き日何度も読んだその本の もみじの栞が染みになってをり
2
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つばす
秋深しボジョレヌーボの解禁日 金星輝く空に乾杯
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つばす
何故なのか桜紅葉の美しさ ただの黄や赤の葉なのに
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つばす
西の空金星と土星のランデブー 星間掛ける銀河鉄道
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