詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
KEN
山女魚らも 夏と知るかは 山法師 垂水を滑り 淵に集へば
12
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横井 信
アサガオは今年も空へ伸びてゆく汗ばむ朝に出会う街角
18
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まぽりん
藤波の影を宿せる池の面は緋鯉の背にも花ぞ散りける
33
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恣翁
今宵また 気儘な君を待ちつれど 想ひ届かで 夜を彷徨ふ
14
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コタロー
鬱蒼と樹々千年の時を經て低き所へ落ちるせせらぎ
11
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滝川昌之
冷まし湯でいれた緑茶はほの甘く亡母はこんなところにもおり
20
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まぽりん
泡沫の憂き身はやがて消えななむ通ふ恋路もなみの逢ふ瀬に
28
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まぽりん
わたの原波立ちさわぎ鳴る瀬戸の渦巻く潮は激しかりけり
23
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まぽりん
平らけくあれとや渡すかづら橋絶えせぬ筋の影とどむめり
25
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まぽりん
追ひ風に裳裾おさふる少女子の紅絹裏にほふ秋ぞ闌けゆく
30
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まぽりん
木の実にも時雨ふるらむ育みし柞の森のかれぬる秋は
36
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コタロー
陽光を浴びて始まる人々の暮らしの音や鳥の囀り
15
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コタロー
朝風呂の後の散歩の清々し風に吹かれて空飛ぶここち
18
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へし切
春くれて山はほのかにあさみどり色をうつして咲ける卯の花
26
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滝川昌之
成りたての親は寸暇も餌さがし旋回つばめの斬る風青し
23
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KEN
大巓の 森の根開けに 咲く花の 白さあればと 戀を弔ふ
12
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横井 信
次々と進む田植えに土色に川は流れてゆるやかに夏
16
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灰色猫
あきらけし月眺むれば梔子のはつか匂へる夏の立つらむ
24
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恣翁
日の長き初夏の夕 青々と 未だ明るく光りたるかな
16
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横井 信
咲き誇るつつじの小道 健やかな歩みにそっと風が寄り添う
17
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