詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
灰色猫
マガジンの打ち切りとなる物語すべてに明日があるわけじゃない
22
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滝川昌之
体力は使いきったと定年の体育教師が置くホイッスル
24
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横井 信
何気なく朝に浴びせたひと言に毛羽立つこころ鎮めて歩く
20
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KEN
淺春の うたかたの粒 枝に留め にほい立つかな 山里の花
17
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蔓葵
軒ちかき梅のたち枝をもる月のかげさへ匂ふ小夜の手まくら
18
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藤久崇
つらつらと 舞い降る雪を 追い見れば しかと咲きけり 春の白梅
11
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聴雨
春立ちて白木に響く槌の音のこころ根ひとつとたりの匠
8
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煩悩
勝ち誇るのは今年一番早く咲く桜でなくて蒲公英だろう
7
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夢士
風寒し水鳥遊ぶ多摩の川きらきら流れ春はすぐそこ
17
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滝川昌之
泳げずにベッドに臥した人魚姫(マーメイド)「ドナー」という名のキスに目覚めよ
19
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夕夏
ぬくもればはるのかおりをもとめゆきさんぽがてらにふきのとうみつ
8
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夕夏
もとめゆきたるあぜみちはあれはててだれもかよわぬたはたへつづく
5
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夕夏
あれはててくずのはおおうこみんかにむかしのすがたかいまみるまど
7
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灰色猫
畑起こす農具と種と雨がある人は飢えずに暮らしてゆける
16
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灰色猫
釣具屋の稚鮎の針がきらきらと新たな春の目覚めを告げる
18
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灰色猫
初めての雨具と長靴じゃぶじゃぶと笑顔はじける春のお散歩
20
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KEN
やわらかな 光の毛布に くるまれて 精霊うたた寝 古木の根元
15
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横井 信
澄み渡る空を見上げるショウビタキ梅見の丘でひかり弾ける
10
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横井 信
ウグイスの歌声たずね里山へ脚を向ければ工事が阻む
13
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へし切
今君は 僕のこころに生きている だから 喧嘩はもうできないね
19
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