詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
祈り花
老ゐてゆく身をば愛しみ散らぬ花無心につとめ折る日々なりき
11
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祈り花
甥姪の晴れの宴に招かれて未婚の吾子の未來を思ふ
9
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祈り花
笑む我に「かはいい」との友の云ふお世辭か嘘か深くは問はず
6
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祈り花
我がためにカーネーションの一鉢を買へば寂しさ尚増すやうで
8
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祈り花
カーテンの隙間に覗く雪化粧夜明けの前の薄明かりに見ゆ
9
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祈り花
折り紙の勿忘草の花供へ吾子への祈り朝々に捧ぐ
29
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祈り花
孫たちの去りたる後の靜けさに遊び疲れし玩具を拾ふ
15
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inosann
吾が父の骨壷かかえたる母が「こんなに小さく」と言いにき 記憶
13
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詠み人知らず
あなたの名 呼んだりしても良いかしら 聞けないけどね 考えるだけ
6
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詠み人知らず
生き物が自分を守って何が悪い 大丈夫きみは振り向かず行け
4
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蕾野
売れ残るケーキがもう見ていられない わたしも来月二十五になる
3
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萱斎院
つもりつる雪のあしたにながむれば 朧になりしきみが跡かな
13
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吉野 鮎
雪やみて眞夜を滿月冴え冴えて凍てしひかりの深き靜寂
9
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吉野 鮎
滿月の眞夜冴え渡り裸木の梢の雪にひかり憩へる
10
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吉野 鮎
湯の舟に薔薇のぽぷりを浮かべゐて香りの薄衣纏ふ逢瀬に
11
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麻
み吉野のさとに降りしく白雪のつもる想ひぞ深くなりゆく
24
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夢士
冬将軍雪雲つれて攻め来たりシニアは負けずピッチを走る
22
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沙久
気が付けば アップダウンの 波が来て 身動きひとつ 出来ずに沈む
16
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万陽
WにもMにも見えるカシオペアWarekimiwoMathuと呟いてみる
11
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万陽
諍いし 飛び出し見上げる 満月に思い出さるる 亡き母の顔
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