舞 のお気に入りの歌一覧
きりあ
明日きみが居なくなってもいいように花を一鉢購う夕方
12
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芳立
黄楊櫛のときはみどりの黒髪にわがこころこそもみぢしにけれ
11
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弦跳
霧雨が君のうなじを濡らすとき 過ぎにし風の冷たさを知る
11
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浅草大将
さすたけの君に届けとひとよきり吹けど空しも恋の調べは
20
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葉月夏生
花色深く香は澄んで ふともの思う乙女のごとき秋の薔薇
6
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葉月夏生
山際にたなびく雲十三夜越えゆく人をここで見送る
6
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水葉
十三夜今宵は灯りを持たずしてとろりと夜に抱かれるもよし
36
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水葉
ぬばたまの夜にひかりを掲げ持つ闇に落ちたる影を従え
10
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きりあ
夢にさえ出て来ない人待ちわびてひとり寝の朝の物悲しさ
10
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半格斎
いかずちは闇を葬り猛々し出雲より帰し神のおふれや
13
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きりあ
傷跡を撫でてほしいと言ってみる女ねこの爪を隠し持ちながら
7
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詠み人知らず
頭撫で背中さすられ涙拭かれそんな妄想与える歌の力
8
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加祢
手をとりて君とゆく日のかがよへる路に嬉しもかへり花咲く
20
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ベイジー
部屋の隅置かれたままの白き箱 渡せぬ想ひ染まりゆく色
2
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市川ありさ
この胸につまったものを吐き出した後も私は私のままで
4
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羽虫
夢砕く瓦礫を散らす天の川踵を返し歓楽街へ
4
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光源氏
うつつにも夢の名殘を見て果つる君うらむれどひとときの夢
14
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ベイジー
雨したる心の裾が濡れぬよう 背伸びしてみた 夜色の街
3
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詠み人知らず
戦場で暮らした後の日々あまりに淡々で我慢が泣き出す
5
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芳立
秋惜しと仰ぐ夜空のふけゆけばわがもの顔に翔るオリオン
10
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