滝川昌之のお気に入りの歌一覧
へし切
第五波も喉元過ぎれば何とやら 自宅放置 捨てられた命
11
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詠み人知らず
睦まじい 寄り添う小鳥 愛らしく 鳴き声残し 飛び去る青空
7
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きくゑ
大根と昆布を塩で炊くだけで宇宙でいちばん多分おいしい
5
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ひげじぃ
日を跨ぎ呂律も怪し酔眼のネオンの街に野猫は啼けり
7
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雨夜
双子なる給水塔はまどろみの閉ぢたる庭はみづの夢みゆ
4
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び わ
コスモスが太陽の元道飾り野道ドライブ妻と楽しみ
4
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茂作
長谷寺に集ふ生徒ら秋陽浴び マスクを通し彈む語らひ
14
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横井 信
忘れ物 取りに帰って急ぎ足そっと鳴り出す踏み切りの音
11
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うすべに
夕冷えに月かすませる氷雲 青い楓のまだ神無月
7
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きくゑ
地下街を抜け出し浴びる陽のひかりインフレおきる反射のくしゃみ
5
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へし切
よひよひに 通ふ夢路のしのぶ草 摘みては数ふ 君への思ひ
16
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詠み人知らず
気がつけば 口ずさむ曲 ふと気づく 今日はなぜか 夏をあきらめて
4
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ななかまど
ふるさとの米は変わらず美味いねと言われておれば米価二の次
7
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詠み人知らず
余裕ない 心を無理して 広げては 寛大な気持ちで 彼と向き合う
4
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恣翁
銃身の 黒ずむ鈍き光こそ 生命の最後の詩を奏せめ
9
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ひげじぃ
カーテンをシャシャっと引いて退院は梅雨晴れの朝、日向雨舞う
11
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詠み人知らず
膨らんだ お腹を擦る 君がいて 喜び話す 母になる夢
9
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ながさき
限りなく 青のひろがる 虚空に こころと身体 溶け込みたくて
11
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び わ
冬布団身体温め夢世界家内の配慮我身を包み
6
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茂作
秋の日の穫り入れ嬉し豐作の 後に始まる蘊蓄ばなし
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