詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
へし切
好きなのに心は何故か半開き「好き」とひとこと素直に言へず
22
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千映
チリチリと音する玉が落ちぬよう息を堪えて線香花火
14
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恣翁
学校の 寂しく光る玻璃窓に 解答できぬ児の霊の見ゆ
20
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石川順一
とんぼうの産卵場所を撮影す水の流れに浮草生えて
17
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滝川昌之
車座の職人たちの真ん中で灰皿代わりの蚊取り線香
28
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吉野 鮎
遠花火高層階に眺めをり光の花花音なく咲きつぐ
15
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まあさ
今日だけの ハーモニー聞く 昼下がり 明日は明日の 蝉の旋律
18
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石川順一
両腕の肌焼け夕餉の時気付く田園歩けば鳩に雀に
17
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ながさき
釈尊の 肝心かなめの 本懐は「人を敬ふ 振る舞い」にあり
23
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灰色猫
僕の手と君の手のひら繋がって千夜一夜の海の始まり
16
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灰色猫
一夜のみ私と君を出会わせる夏めく花は夜空にひらき
16
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灰色猫
言の葉をひとつ握って眠り入る夢物語が始まりますよう
22
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へし切
何度でも何度でも言うよ「可愛い」と 君の笑顔が僕のしあわせ
16
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へし切
蛍火の光く夜はいとほしく去りにし人の命と灯る
28
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