詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
藤久崇
独り寝の 夜半は凍むれば 着きて寝む 香こそ残れる 君が肌衣
14
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藤久崇
冷え入れば 寝屋に籠りて よき歌に 拍手打てる うわのわ三昧
19
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万陽
東京の姉貴に送る小包に故郷の空気と匂いも添える
17
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灰色猫
温かい心臓ひとつ手に取って雪だるまへと移植してみる
25
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灰色猫
正面のあなたの顔は欲しがらない横顔だけはわたしのものよ
16
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灰色猫
雪を踏むただそれだけで満たされた幼き日々にしばし帰ろう
25
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灰色猫
ゆっくりと正しい姿勢で着底すあなたが沈める言の葉の舟
23
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千映
情念をとろとろ燃やす慌てずに掴んでみたら意外に熱いよ
15
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沙久
つかまえた結晶君に見せたくて 息急き切り駆ける宵の雪路
24
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沙久
振り分ける為のセンター試験終え「打倒ラスボス!」のカウントダウン
19
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千映
銀世界負け時と空のやたら青洗濯物が笑いはためく
17
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絮谷新
色失せてひとり一月いちめんに廣ぐる砂丘に雪の降り積む
23
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まあさ
バースデープレゼントのごと届きたり 叔母の歌載る短歌の雑誌
28
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リクシアナ
寒ゆるみサボテンの花咲くカフェの睡魔に抱かれ飲むミルクティー
23
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桐生賄
母と子で 大好物の あんこ餅 小腹すいたら おやつがわりに
18
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inosann
全国の雪の便りをよそにして降らぬが寒い 駿府の町は
18
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桐生賄
風あれど 空晴れ渡り 氣持ち良し 潮の薫りも 懷かしきかな
24
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絮谷新
いちめんに廣ぐる砂丘色失せて雪の降り積む一月の男
17
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まあさ
ネクタイを締めて朝日へ向かう子が凛々しく見える 冬ざれの中
26
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まあさ
新しい土地の香ほのかに漂わせ息子は居間で暫しの暇(いとま)
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