詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
灰色猫
一夜だけ本音のささやき月光を愛してひらく月下美人は
31
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灰色猫
整列す騎兵隊の前酋長は槍を地に立て死地に向かえり
16
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灰色猫
柔肌にあなたの吐息が届きし夜わたしの焔が渦巻く夢路
22
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灰色猫
今日もまた海にはなれない雪を抱き小夜へと消ゆる幽々たる曇天
23
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へし切
散りぬとも香こそあはれ梅の花 恋ひしき人ぞ思ひ出でける
29
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虹と星
「未使用の風と光はいらんかね」カーテンごしに朝の口ぐせ
9
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桐生賄
「宮城には 春一番は ないのだ」と 気象予報士 コスギン言ってた
18
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たみお
コーヒーが 飲めるんだから 苦虫を 噛み潰すのも 悪くないはず
7
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只野ハル
湯に浸かり一番喜んでいるのは水仕事で冷えた指先
18
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朔夜
すし詰めのいびつな石がこすれ合い珠になるのが世間なのです
11
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夢士
コート取り鼻歌交じりバスを降り歩む家路や如月の月
24
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石川順一
コスモスの種蒔きの地は芽が出たかただの雑草生えて来ただけ?
17
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只野ハル
「キャスターという仕事」を読みつつあの肉声が聞こえる心地する
15
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コーヤ
野辺に立ち 耳を澄ませば 春のうた 花の咲く音 芽吹きの音が
28
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コーヤ
早咲きの河津桜の並木道花のトンネル春の味する
22
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沙久
シャンプーと髪が溶け合いほぐれてく ゆっくり進むよシャンプータイム
16
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沙久
「年上といると居心地良い」という その年上に含まれたくて
17
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沙久
噂好きの仲間達の巣を掻い潜り ヨンフォアで君と夜明けを走る
15
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inosann
近頃は「なんとかなるさ」の口癖が杖からスパイクに役目を変える
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己利善慮鬼
好きだって言いたい人が二人いてだけどどっちも真っ直ぐなんだ
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