詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
吉野 鮎
夕闇にきみの影顯ち左手をややに掲げつ西空にきゆ
13
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秋日好
今はただ田園ピアノで聴きながら夫と家を守りたいだけ
21
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吉野 鮎
先にゆく 君が辭世の文滲む如月の雨緩く降りつぐ
16
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秋日好
カラオケでふたりの男に「ミッシング」デュエットされた坂の名前だ
10
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君丸
おぼえなき 親の罪だと 種まいて こころ曇らせ 日を陰らせん
7
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inosann
吾が耳に歯車の刻む時の音にぶく響きぬ眠れぬ夜に
25
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石川順一
布団には峡谷出来て植物が繁茂して居る恒常的に
10
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石川順一
正解を聞いてグレイを聞いて居る太平洋の戦争遥か
13
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林林
昼食に息子と分け合う一丁のお豆腐の味ごめんねの味
27
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林林
子と二人朝日の昇る電車から降りればきぃんと冬澄みわたる
31
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果禾緒
恋愛に逃げたい深夜風の音の激しさに息の熱を隠す
9
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萱斎院
しののめのあかぬ別れに散る梅の 香におぼるるや春の夜の夢
40
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灰色猫
花嫁はレースドレスを身に纏い生涯一度の白百合となる
19
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灰色猫
心臓で核爆発が起きたんだ君の瞳に撃たれた時は
18
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灰色猫
釣り針を爪にと立てて確かめる宿敵殺す鋭利さありか
20
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夢士
春立ちて夜風冷たき如月や野の花咲て春の足音
19
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夢士
春一の吹きたる後や肌寒しダウン纏ひて神楽坂の夜
22
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秋日好
体質の悪化か流行りの感冒かわからぬままに晴れの土曜日
14
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千映
講演中「止めろ」と切れる人の脳前頭葉の萎縮と思おう
13
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虹と星
しあわせの復習として三月は思い出し笑い強化月間
10
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