詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
清淡
あらたまの月日かたりつ ゆるゆると 鍋をかこみて酒水漬きたり
8
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KEN
草枕 旅終へぬまま 逝く人を 弔ふ石に 東風と山茶花
14
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横井 信
早春のひかり溢れる青空に夢と希望のハトの羽ばたき
11
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千映
折れそうなこころに沁みる言の葉は吾に優しくバス降りるとき
14
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千映
三年間吾の身もこころ温めたる赤い手袋離れていった
7
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滝川昌之
子の街は「黄砂予報」が出るという乾燥機ねだる文 妻にくる
21
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もみじ☆彡
十年を ともに過ごせし 肉球は 今日もやさしく 膝を押し来る
14
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灰色猫
おはようと起こしてくれる猫殿と一緒に甘美な二度寝に落ちる
19
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灰色猫
じゃが芋の切れっ端を育ててるキッチンだって立派な畑さ
15
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横井 信
穴あきの吸音材に囲まれてぼくの心は漏れ出している
9
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横井 信
ひとつずつ熟して落ちたオレンジのみかんが並び風を見送る
13
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うすべに
梅かおる 月見の山の春がすみ 昔の人も見た海の色
15
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夢士
白梅や思わずマスク取りて寄す花の香を聞き鼻水くさめ
12
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KEN
如月の 光の降れば 尚哀し 散れずに殘る 紫陽花の影
15
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千映
単身の生活寂しサラリーマン会話がほしくて銭湯に行く
11
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千映
ケンケンパ 身軽に出来たゴム飛びも過去はどんどん嘘っぽくなる
12
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滝川昌之
春めいて歩幅も軽い川縁で午後の陽射しにはしゃぐ瀬音よ
16
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コタロー
美術館の繪畫彫刻燒き物の本物觀れば瞳に優し
10
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コタロー
白梅の仄かな白に背を向けて耕人鍬で土を打ちたる
6
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コタロー
くれなゐの椿散るなり新たなる花の蕾と空を見上げて
11
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