吉野 鮎のお気に入りの歌一覧
つゆふみ
セシウムにまみれた魚ついばんでプテラノドンが飛ぶ今日の空
8
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つゆふみ
泥棒と呼ばれたのなら盗み消せ核燃料もフクイラプトル
6
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ななかまど
雪渓をぬければ夏の白馬のお花畑に日の燦々と
5
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滝川昌之
向日葵がガラスの靴を履いたよな若き全英覇者の微笑み
15
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詠み人知らず
庭先の夜風にしばし佇みて過ぎ行く日々に思ひを馳せり
9
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へし切
ヒロシマの声が今なほ聞こえます「過ちは繰り返しませぬ」と
14
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うすべに
風澄んで秋立つ気配さみしさは 祭が済んだ朝のちょうちん
8
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恣翁
古井戸の底から 夜は湧き出でて 辺りを闇に浸潤しつらむ
15
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うすべに
暑い夏 あれはいけんと 年老いた患者から聞くぴかどんの朝
8
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横井 信
蝉は鳴く 夏の盛りが過ぎた頃 地面に落ちた落ち葉じゃないと
11
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詠み人知らず
欲しかった言葉はいつも宙を舞う奪うだけなら愛とは呼ばず
5
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横井 信
暑い朝 鎮守の森の木陰へと少し涼しい風は流れる
11
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KEN
くさむらに ころころ迷ふ 鈴の如 夏の祭りの 後の蟲の音
9
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うすべに
高瀬川 濡れ縁彩るブロンドの ゆかたの襟に降る蝉時雨
10
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松本直哉
水うてば土のにほひのたちのぼる庭にたたずむなつのたそがれ
10
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可不可
愚痴きいて愚痴きいて愚痴きいて グラスの中は唯の色水
8
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コタロー
陽光に蔦はぐんぐん蔓伸ばしコンクリートのターザンロープ
8
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コタロー
萬緑の小徑を覆ふ植物の緑絡みしバイクの車輪
7
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詠み人知らず
澄わたる夜空は秋へ誘ひをり 故郷の空銀河くつきり
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詠み人知らず
水やりの花壇の花もしおれ気味フェンスに絡む朝顔の蔓
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