詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
小林道憲
柴の戸に犬の吠ゆるを聞きいたり吹雪の中を人帰るらし
17
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只野ハル
そしてまた取り残された夜の底手を伸ばしても触れるものなく
12
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悠々
花梨果の、ことんと落ちる、夜の色。 姉よ、しづかに、おやすみなさい。
15
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只野ハル
また今日も休んでくれてすまないと退職忘る母に言われる
16
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紹益
学び舎の 統廃合を 進めると 母校なくした 寂しさ知らず
19
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悠々
キスもよしオ〇ンコ詠むはさらによし歌は憧れ詠むものなれば
13
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愚と楽
背もたれをギギギとならし 目を押さえ 私は何に疲れたんだろう
11
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詠み人知らず
君の髪はかなく咲ける六つの花やさしく触れればたちまち溶けて
13
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詠み人知らず
嘘ついてそれでも私は生きてる口をぱくぱく喘いだりして
2
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林林
高校の同期ら二十二年ぶり酌をかはしつ言葉が敬語
5
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紗々
君にあい初めて知ったおんなとはかように強くそしてなきむし
3
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ふきのとう
好物のおでんの鍋をのぞきては待ちきれぬ夫はつまみ食いする
18
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浅草大将
世の中をうしと思へばとれやどる恋もほまれも槍のまにまに
12
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詠み人知らず
朝十円暮れに百円投げ入れつ遠き故郷の母守りなむ
6
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詠み人知らず
にきびつら解消したくて病院に通った帰りにコンビニチョコレイト
5
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詠伝
パラレルの君にも抱かれる夢で覚め遅刻覚悟でまた目を閉じる
12
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悠々
おそ秋の、枝のたかみの 熟柿こそ ふくめば、くちに とろりとろけて
17
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月虹
沸点を超えて沸き立つ恋心知らぬもの皆触れるべからず
27
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想野
下請けをビジネスパートナーと読みかえて今日一日を楽しく過ごさむ
7
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詠み人知らず
独り身の女性と飲みて夜の更け男子となるか言葉を選び
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