詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
灰色猫
悠久の老木の前ぼくたちはきわめて儚い刹那に恋する
20
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灰色猫
我が郷は淡きみずうみ雪解けの命の巡る鮎の郷なり
28
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石川順一
連絡帳「誠」の文字は消しゴムで消せぬ箒はただの道具に
8
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片井俊二
耳たぶを紅く染めつつさす傘に牡丹雪ふる春への道を
13
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ながさき
幼児期に 与へてくれた 親の恩 忘れたままで 何処へ向かふ
23
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夢士
毎日の判押すごとくバス待ちて探す大空朝の月影
20
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石川順一
早春の雨は午後から何時の間に夜には止むが無風の地帯
18
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恣翁
春まだき 眠れる山を醒ますべく 面洗はなも 柔らかき雨
22
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コーヤ
変えてみた リップや服を 春色に ただそれだけで 心は弾む
17
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コーヤ
本年も 男雛女雛が お出まして 娘たち見守り 変わらぬ笑みで
13
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己利善慮鬼
恋うほどに君の笑顔が消えていく追憶の庭の春の夜の夢
6
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己利善慮鬼
果てと知る夜空の黒のその先に運命綴る神は居ますか?
6
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朔夜
冬晴れに車輪を出した旅客機を片手でグイとわしづかみする
6
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大上
緩らかに忘れ去らるる人の世よ向かふ明日には遠ざかる今日
8
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沙久
「この世界、悪くないよ」という君は強く何かを乗り越えた人
25
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詠み人知らず
寝言でも呼んでいたらし君の名を 届かぬ想いに焦がれる心
8
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沙久
君のこと大事に育てた手が生んだ料理はさぞかし美味かっただろう
17
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リクシアナ
白群に海原染めて群来いたり小樽の浜に春訪れる
25
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千映
健診の結果を聞きに病院に「まだ肥れるってお若いんですね」
12
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千映
蔭ながら吾を支えてくれる人切手の要らぬハガキでお礼を
16
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