詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
高松 蓮
久々に 擦り傷作り 湯がしみて 子どもの傷の 痛みをば知る
3
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高松 蓮
呼吸器を 見えない腕で 締め上げる 気圧という名の 魔物が棲まう
2
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高松 蓮
北風で なぜか感じる 潮の香に 似つかわしくない 無機質な街
2
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高松 蓮
風薫り 雑草花壇に 紫の 小花揺れたり ヒナキキョウソウ
1
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高松 蓮
とこしえに 続くがごとく 思えども すべての業は 泡沫の形
1
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高松 蓮
頑張れと 旗振る気力 脳になし 言われた私は どう頑張るか
1
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高松 蓮
山際に 朱さの残る 藍の空 帰り間際の 密かな贅沢
5
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inosann
久々に施設に暮らす母に会うふくよかな顔に笑みのこぼれる
18
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詠み人知らず
風邪ひきのわれに厳しき寒さかなせめて名も欲し立春疾く来よ
15
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高松 蓮
ママ、ママと まとわりつく子の 邪魔くささ長引く風邪の せいかと自問す
5
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高松 蓮
カラスたち 集まり叫ぶ 声聞いて 吾子は言うなり 歌っているねと
5
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高松 蓮
気圧とは 気分を圧する ものなのか 下がったくらいで 動けないとは
5
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高松 蓮
久しぶり 空も気持ちも 曇りなく 髪を吹き抜く 風感ず朝
5
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高松 蓮
うなされて 手握る吾子の 穏やかさ 母なる我の 居る意味思う
6
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高松 蓮
かわいいと 吾子が喜び 綿毛吹く 飛び行く種子の 傘光る朝
5
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高松 蓮
花ならば 重くはないが 葉となると 垂れの枝には さも重そうだ
5
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高松 蓮
やっほーと 声あげ笑う 子の先に 上ったばかりの 黄色い満月
5
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高松 蓮
事故の跡 半年経っても 色褪せぬ 花束ひとつ 誰や手向くる
6
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高松 蓮
去る方の 目尻に光る ものあらば 残る自分の この先思う
6
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高松 蓮
夏ばてて 頭がふらふら していても 目と手が進める ルーチンワーク
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